七十二候・禾乃登

処暑末候
第四十二候 
禾乃登 こくもつすなわちみのる
2020/9/2〜6

七十二候は、日本の風土にあった豊かさを叶えるための暦です。
1年を72の季節に分けた、微妙な季節の変化を楽しみましょう。

「禾乃登」の季節になりました。 稲が実り穂を垂らす頃。

稲にはお米が実り、 収穫の季節です。
この時期は台風も多く、 風を沈め、豊作を願う神事も行われます。

この5日間の旬のご案内です。
意識する事で元気で豊かな人になっていきます。

植物
無花果(いちじく)
秋桜(こすもす)
きんのえのころ(猫じゃらし)

 


動物
まつむし

無花果、サラダにしても楽しめます。

 

・「禾(のぎ)」は稲・麦・稗・粟などの穀物の総称。

・無花果は『聖書』のアダムとイブの物語にも登場する。
   薬用としても使われた。 (花言葉は子宝・裕福・平安)
   買うときには皮に色むらが無く、シワのない品を選びましょう。

・秋桜 (花言葉は調和・乙女の愛情) ※色によって異なる

・猫じゃらし (花言葉は遊び・愛嬌)

・鰯(イワシ ) おなかがふっくらとして、青味のある銀色、
   背中の斑点がはっきりした品がよいそうです。

天候が不安定で 体調不良にもなりがちです。
旬を楽しむ、夜空を見上げる、
など自然を感じる余裕を持てたらいいですね。