七十二候・半夏生

七十二候・半夏生

七十二候は

日本の風土にあった
豊かさを叶えるための暦です。

1年を72の季節に分けた、
微妙な季節の変化を楽しみましょう。

 

夏至末候
第三十候
「半夏生(はんげしょう)
2020/7/1〜6

「半夏生」の「半夏」は
「烏柄勺」(からすびしゃく)という薬草。

田植えを終わらす目安になると言われています。

この期間は
天から毒が降るので
働くのをいったん休まないといけないと
言われていたそうです。

きっと田植えで疲れた体を
休ませなさいという神様の
教えなのでしょう。

 

 

ちょうど、一年の後半の
スタートの時期です。

1〜6日のこの期間
私たちも、ゆっくりした時間を
つくって、

後半にむけて

体調を整える。
今後の目標やスケジュールを立てる。

などを意識しましょう。

 

この時期の旬の植物は
オクラ・烏柄杓

魚は、
はも・タコ

です。

 

タコのようにしっかりと地に足をつける。
という事で関西地方では
この期間にタコを食べる習わしがあるそうです。