七十二候・大雨時行

大暑末候
第三十六候 大雨時行
たいうときどきふる
2020/8/2〜6

七十二候は

日本の風土にあった豊かさを叶えるための暦です。
1年を72の季節に分けた、微妙な季節の変化を楽しみましょう。

「大雨時行」
大雨が時々ふる頃。

大雨や夕立を
昔の人は「銀竹」と言ったそうです。

激しく地面に落ちてくる雨を
銀色の竹と表現したのですね。
暦には、日本の美しい言葉が
たくさん見つかります。

東京でも長い梅雨が終わりました。

憂鬱な気分にもなりますが、
雨は神様からの恵みです。

そう思うと
雨の日も少しはうれしい気持ちに慣れます。

この5日間の旬は、

植物:スイカ
魚:太刀魚
動物:カブトムシ・クワガタ

目にしたり、
触れたり、
いただくことで

元気で豊かな人へとなっていきます。

スイカには、疲労回復や利尿作用があります。
暑さで疲れた体には、とても良いですね。
赤い色には、邪気よけの効果があります。

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