七十二候・寒蝉鳴

立秋次候
第三十八候 寒蝉鳴
ひぐらしなく
2020/8/12〜16

七十二候は

日本の風土にあった豊かさを叶えるための暦です。
1年を72の季節に分けた、微妙な季節の変化を楽しみましょう。

寒蝉鳴(ひぐらしなく)
ひぐらしが鳴き始める頃です。

ひぐらしは
蝉の一種です。

夕方の日暮れ時に
カナカナカナ、、、
と鳴くので
「日を暮れさせる」と
ひぐらしの名前がついたそうです。

朝、夕に鳴く声は、物悲しさも感じさせ文学にも使われています。

この5日間の旬は

植物:鬼灯(ほおづき)・萩(はぎ)

魚:めごち

動物:ひぐらし

旬を大事にすることで
元気で豊かになっていきます。


ほおづきは       
オレンジの色と形が
提灯に似ているので、
お盆にご先祖様が
帰ってくるときの
目印になるようにと
飾るのだそうです。


怪しげな灯を
連想させる事から
「鬼灯」と書くのです。

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